二十四節気

芒種(ぼうしゅ)

七十二候

螳螂生(かまきりじょうず)

6月5日頃から6月9日頃まで

24節気で、芒種になります。イネ科植物の果実を包む穎(えい)、つまり籾殻にとげのような突起がある芒(のぎ)を持った稲等の穀物の種をまく時期を言います。稲作で、最も大事な」季節です。
 
螳蜋生と書いて、かまきりしょうずと読みます。カマキリが生まれ出る時候をいいます。
蟷螂は、害虫を捕食してくれる、農耕には非常に有益な昆虫です。
田植えシーズンが到来し、たくさんの農作業をテキパキこなすために農家の忙しい季節が続きます。
 
 
【信濃の梅酒】
黄色く色づいた良質な梅を材料に醸した、フレッシュな梅酒です。
甘さをおさえた上品な仕上がりになっています。
料理の味とほのかな季節野菜の香りを、信州銘醸の梅酒で楽しみましょう。
 
【みょうが】
みょうがは、ショウガ科ショウガ属の多年草で、東アジア(温帯)が原産です。野生種が無いため、大陸から持ち込まれ、栽培されたようです。
独特の香りが好まれ、香辛菜として蕎麦・素麺・冷奴などの薬味として利用されています。また、天ぷらや酢の物、味噌汁の具等でも食されています。
ビタミンとしてはトコフェロール類が、ミネラルとしてはカリウムが豊富に含まれています。
物忘れしやすくなるという俗説があり、落語の題材にもなっていますね。

能登のべん漬け風和サラダ
レストラン膳

能登のべん漬け風和サラダのレシピ  
 
材料(4人分)
a 胡瓜 2本 
茗荷 6個 
小株 2個 
ビーツ 2個 
塩 小さじ1/2 
b いしる 小さじ1
よしる 小さじ1
出汁醤油 少量
出汁 少量
炒り胡麻 少量
       
1.aの野菜を食べやすい大きさに切りる。
2.胡瓜は大きく長めに、茗荷は縦4等分、かぶは皮付きのまま薄型に、ビーツは
皮を剥き薄型に切る。
3.密閉袋にビーツを入れ、濃いめの塩を振り、手で軽くもみ込む。
4.他の野菜も密閉袋に入れ、薄めの塩を入れて、もみ込みしばらくおく。
5.野菜がしんなりしたら、水気をよくきり、いしるとよしるを合わせもみこむ。
6.ドレッシングはすり鉢で胡麻をあたり出汁を加え、出汁醤油といしる:よしるで味付けする。