二十四節気
白露(はくろ)
七十二候
草露白 (くさのつゆしろし)
9月7日頃から9月12日頃まで
24節気で、白露になります。
草の葉に白い露が結ぶという意味で、大気が冷えてきて、露ができ始めるころです。
夜の間に大気が冷え込み、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。朝日に照らされた露は、光り白い粒に見えます。
日中はまだまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に本格的な秋の到来が感じられる頃です。
「草露白(くさのつゆしろし)」は、朝夕冷気が増して、草葉の上に露が結んで、白く涼しくみえるような状態を意味します。夏から秋への変わり目です。「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。この頃になると、陽射しも柔らかく、朝夕の空気が肌寒く感じる日も現れます。
【なす】
日本でも1000年以上に渡り栽培されており、温帯では一年生植物です。平城京の長屋王邸宅跡から出土した木簡に『進物 加須津毛瓜 加須津韓奈須比』との記述があり、高位の者への進物にナスの粕漬けが使われていたことが判明しました。主成分の93%は水分と糖質で栄養的にはさほど特筆すべきものはありませんが、東洋医学では体温を下げる効果があるとされています。和漢三才図絵ではヘタにしゃっくり止めの効果があるとされていますが、俗信の域を出ないようです。また皮の色素ナスニンは抗酸化作用があるアントシアニンの一種です。焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理されるなすです。淡白な味で他の食材とも合せやすく、また油を良く吸収し相性がとても良い。
【秀峰喜久盛 大吟醸 吟風一閃】
華やかで透明感のある果物の香りと軽快でさわやかな味を持つお酒です。飲み口は旨味が凝縮されているのに、まさに控えめな華やかさと後味の良さ。「柳水の如き酒」を表した逸品です。魚介や野菜などの素材の味を生かしたお料理とともに。
丸なすソテー
レストラン膳
丸なすソテーのレシピ
材料
大きめの丸なす 1個
醤油 大さじ2
酒 大さじ1
おろし生姜 適量
1.フライパンに油をしき、なすをソテーします。
2.火が通ったところで、生姜醤油を加えて味付けをします。
3.繰り抜いた丸なすに盛り付けて、薬味をトッピングして完成。