二十四節気

啓蟄(けいちつ)

七十二候

桃始笑(ももはじめてさく)

3月10日頃から3月14日頃まで

桃の節句は3月3日となっていますが、新暦では4月3日頃にあたります。
この頃から桃が咲き始め、4月にはいって満開を迎えるのですが、その桃の花が咲き始める時期です。花が咲くことを「笑く」という言葉で表すのは、春の喜びを人になぞらえていて、とても趣を感じますね。
3月は祝い事が多い季節。笑顔で美味しい料理とお酒をいただきましょう。
 
【祝い酒に秀峰喜久盛八年秘蔵酒】
美山錦を原料米に40%まで磨き、軟水の依田川伏流水を使用して仕込んだ秀峰喜久盛を、一升瓶一本一本に詰めて8年ねかせた秘蔵酒です。
酒のまろやかさが増し個性が強くなるために、料理の味にも強さを求めます。
祝い酒として、鯛と合わせて祝いの席を華やかに。
 
 
【鯛】
鯛(たい)は、スズキ目タイ科の硬骨魚の総称です。日本では「めでたい」にかけて縁起のよい魚として、祝いの席などでよく出されます。
「たい」と名のつく魚は、「くろだい」「ちだい」「きだい」のように日本の周辺だけでも200種以上ありますが、一般的に「たい(鯛)」という場合は真鯛(まだい)を指していいます。日本各地で漁獲されますが天然物は漁獲量が少なく、市場に流通している8割以上が養殖物です。
鯛は、ビタミン類などと共に良質のタンパク質を豊富に含んでいますが、その反面脂質が少なめなのが特徴です。このため、旨さが長持ちし、上品な味わいとなっています。
 
鯛の塩焼きの旨さを是非秀峰喜久盛の八年秘蔵酒で堪能してください。
なお、鯛は塩焼きとしての旨さはもちろんですが、その後も、骨酒や鯛のお茶漬けの具とする等、バリエーションの広い食べ方があります。そちらも、チャレンジしてみてください。

鯛と筍の焼き合わせ
レストラン膳

うろこを取り、エラと内臓を取り除きます。エラと内臓を取り除いたら、流水で洗いながら指で残っている内臓を洗い流します。
 
身に火が通りやすいよう隠し包丁を入れ、塩をまぶして焼きます。この時、エラやヒレが焦げないように丁寧に塩をつけます。
 
竹の子は外皮を何枚か剥いてよく洗う。先を斜めに切り落とし、底の固い部分の汚れを削りとる。縦にして、真ん中に切り目を一本入れる。鍋にたっぷりの水と米糠か米のとぎ汁を入れ、そこに筍と赤唐辛子2~3本を加えて落し蓋をして強火にし沸騰したら弱火にして約1時間。中心まで竹串が通れば出来上がり。ザルにとり、冷まします。
出汁醤油を塗りながら、焼きます
 
グリルで15~20分焼いて完成です。