二十四節気

啓蟄(けいちつ)

七十二候

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

3月15日頃から3月19日頃まで

菜虫とは、キャベツ・大根・かぶ・白菜などのアブラナ科の野菜の葉を食い荒す虫のことをいいます。最も普通に見られるのは、モンシロチョウの幼虫です。
菜虫化蝶とは、いも虫が羽化し、モンシロチョウとなって優雅に飛ぶ姿を指しています。畑を蝶々が飛び回る、春真っ只中を感じる風景ですね。
 
 
【秀峰喜久盛大吟醸】
山田錦を原料米に40%以下まで磨きあげ、軟水の依田川伏流水を使用して仕込んだ秀峰喜久盛の大吟醸酒で、透明感のある味わいです。
軽快で爽やかな飲み口は、魚介類の料理と相性が良いため、素材の味を大切に生かした魚料理に向きます。
今回は、春菊と豆腐のポン酢サラダを、秀峰喜久盛大吟醸の常温で味わってください。
 
【春菊、豆腐】
春菊は、キク科シュンギク属に分類される植物です。原産地は地中海沿岸で、春に花を咲かせ、葉の形が菊に似ていることから春菊と呼ばれているそうです。
春菊の栄養素には、独特の香りの元であるペリルアルデヒドがあります。ペリルアルデヒドは、食欲増進や胃腸の調子を整えるのに有効に作用するほか、鎮咳作用やがん予防効果も期待できます。
豆腐は、大豆の搾り汁を凝固剤によって固めた加工食品です。豆腐に含まれる「サポニン」という成分が成人病・癌などの抑制にも繋がるといわれています。豆腐は低エネルギーで、脂肪も極めて少ないことから血管に悪影響を与えることもなく、そのほかにも豆腐に含まれている成分が、複合的に作用することから、脳の老化を予防・改善することが期待できます。

メバルとタケノコ、あさりのプレゼ春菊ソース
レストラン膳

下ゆでした竹の子とメバル、あさりを鍋に入れ、ひたひたになる程度の出汁と酒を入れ蒸し煮にします。塩味を調えます。
 
春菊を茹でて出汁とともにミキサーにかけます。鍋に移して、薄口醤油で味を調えうすいえんどうを加えてプレぜした材料にかけて出来上がり。