二十四節気

立秋(りっしゅう)

七十二候

蒙霧升降 (ふかききりまとう)

8月18日頃から8月22日頃まで

24節気で、立秋になります。
立秋は、初めて秋の気配が現れてくる頃です。
夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となります。暦の上ではこの日が暑さの頂点です。翌日からの暑さを「残暑」といい、手紙や文書等の時候の挨拶などで用います。また、翌日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになります。
 
蒙霧升降はふかききりまとうと読みます。深い霧が、まとわりつくようにたちこめる季節の意味です。
「蒙霧(もうむ)」は、もうもうとたちこめる濃い霧のことです。地面に近い空気が冷やされ、水蒸気が凝結して小さな水滴になり、空中に浮遊している状態ですが、春は霞、秋は霧と言います。朝や夕暮の空気の涼しさに立ちこめる霧。あたりを覆いつくすような霧に包まれると、夏の終わりがもうそこまで迫っている感じがします。
 
【無花果】
イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木です。アダムとイブの話の中で出てくる"禁断の果実"とはいちじくのことで、不老長寿の果物とも呼ばれます。「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見える[参 1]ことに由来する漢語です。果実のように見える部分は、花軸が肥大化したもので、切った時に粒粒のように見える花があるのが分かります。果実には果糖、ブドウ糖、蛋白質、ビタミン類、カリウム、カルシウム、ペクチンなどが含まれており、糖分が多いので、甘い味がする。食物繊維は、不溶性と水溶性の両方が豊富に含まれています。
 
【瀧澤 純米吟醸】
長野県酒造好適米「美山錦」を磨き上げ、超軟水の黒耀の水で仕込み、低温でじっくり発酵させました。高貴さ漂う華やかな吟醸香と洗練された艶のある旨味。鋭敏な切れ味、後味すっきり淡麗タイプのお酒です。ほのかに香るフレッシュな果実香と口に含んだ際に感じる上質なお米の旨味。芳醇な旨みを感じるも、キレの良さで綺麗なまとまりを見せるお酒に仕上がっています。
 

無花果のごまソースがけ
レストラン膳

無花果のごまソースがけのレシピ  
 
材料(2人前)
いちじく 1個
白ごまペースト 適量
出汁     適量
出汁醤油   適量
 
1.大きめのいちじくの皮を剥いて半分に切ります。
2.白ごまペーストを出汁で伸ばしてゆきます。
3.出汁醤油で味をつけいちじくにかけて完成です。
4.トッピングに枝豆をあしらってみました。