二十四節気
立春(りっしゅん)
七十二候
東風解凍(はるかぜこおりをとく)
2月4日頃から2月8日頃まで
季節は初春です。東風解凍とは、字のごとく「東風が厚い氷を解かし始める」という意味で、凍りついた大地を温かな風が溶かし始める季節です。
また、節分は丁度2月4日で、季節の変わり目で春を迎える「季節の年越し」の日であり、自分の身や家に付いた鬼を追い払う「鬼やらい」の日になっています。
暗く凍りついた冬が過ぎ、暖かな春を迎える節目として、世界が明るく暖かく感じられる頃です。
春を迎えた食卓には、こうした食材が旬を向かえ、春を知らせてくれます。
【春の祝い酒は梁山泊で】
人が集い語り合うには、梁山泊。
フルーティで、まろやかでさわやかな梁山泊は、春の味覚を楽しむにはピッタリのお酒です。
【春の代名詞:しらうお】
新鮮な活魚は、踊り食いが有名ですが、天ぷらや卵とじにしても、ほのかな苦味が口に広がる、春の味です。
しらうお
レストラン膳
しらうおの刺身
鮮度がよければ刺身になる。プチプチとして旨みがあり、とてもうまい。
しらうおのかき揚げシラウオのかき揚げ
かき揚げ、天ぷらの定番的な種。香ばしく、それでいて白身の味わいが生きている。
白魚のスクランブル
レストラン膳
下茹でした細切り筍を一番出汁、日本酒、薄口醤油、塩で煮る。
卵の白身としらうおをフライパンで半熟状態にする。
お碗に移し、だしをはって、黄身を流し込む。