二十四節気
立冬(りっとう)
七十二候
金盞香 (きんせんかさく)
11月17日頃から11月21日頃まで
立冬とは、冬の始まりのこと。「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。朝夕はめっきり冷え込み、日中の陽射しも弱まり、冬が近いことを感じさせる頃です。木枯らし1号や山からは初雪の便りも届き始めます。そろそろ冬支度の準備を始めてもよい時季です。
金盞香(きんせんかさく)金盞とは、黄金の杯のことで水仙の異名。冬の花でも香り高いことで人気のある水仙をさします。水仙の別名は「雪中花(せっちゅうか)」。雪が舞い降り、降り積もる季節のなかすっと茎をのばして咲く水仙は、お正月の飾りにもよく使われています。ちなみに水仙は、ニラに似た葉や、球根にも毒性があります。
【さば】
マサバは「ホンサバ」などとも呼ばれ、春から夏にかけて北上し、秋から冬は南下します。最大50㎝を超すものもいます。脂肪が身に入りこみ、身もしまり風味は格段に上がって美味しい時期は晩秋から翌年2月頃まで。10~11月のものを「秋サバ」、12~翌2月頃までの物を「寒サバ」と呼びます。DHA(ドコサヘキサエン酸)や EPA(エイコサペンタエン酸)などの高度不飽和脂肪酸 - ω-3脂肪酸(Omega-3)が多く含まれています。
【明峰喜久盛 三年熟成 がんこもん】
スッキリとしてさわやか、古酒独特のまろやかさ。辛口の普通酒をゆっくりと三年熟成させた超辛口のお酒です。深い味わいがする通好みのお酒です。
鯖の西京味噌煮
レストラン膳
鯖の西京味噌煮のレシピ
材料(2人分)
鯖(筒切り) 1尾
しょうが 適量
水 400cc
酒 200cc
砂糖 大さじ 1.5
濃口醤油 大さじ 1
西京みそ 70g
信州みそ 30g
木の芽 適量
しらが葱 適量
針しょうが 適量
1.鍋に水と酒を入れ、霜降りにした鯖を入れて、しばらく煮ます。全体に白っぽくなったら砂糖を加えて、そのまま落とし蓋をして更に煮ます。
2.煮汁が3/4ぐらいに煮詰まったら、醤油を入れます。
3.煮汁が半分になったら、ボールに煮汁を少しとって、味噌を溶いて少しづつ加える。次にしょうがの薄切りを入れる。
4.しょうがと一緒に器に盛り、白髪ねぎと針しょうがと木の芽を添え、いった白ごまをふりかける。