二十四節気

清明(せいめい)

七十二候

鴻鴈北(こうがんかえる)

4月9日頃から4月13日頃まで

24節気で、清明になります。清明とは、「万物がすがすがしく明るく美しいころ」とされています。
鴻鴈北は、こうがんかえる、と読みます。春を迎え、つばめが渡ってきたように、冬の間日本で過ごしていた鳥たちが、北の大地に旅立っていく様子を伝えています。
春は、それぞれの旅立ちの季節でもあるのですね。
 
【秀峰喜久盛純米吟醸酒】
長野産の美山錦を55%にまで磨き上げ、依田川の伏流水でゆっくり発酵させて仕上げました。
厳寒期、吟醸造りに徹した純米酒の一品です。落ち着いた香りと吹きたてのご飯の味わいが特徴のお酒です。濃い味の料理と合わせると、お酒の美味しさが引き立ちます。室温やぬる燗で、お楽しみください。
 
 
【春キャベツ】
キャベツは、一年中スーパーで売られているので、季節感を感じにくい野菜ですね。
春キャベツは、葉の巻き方がゆるく、葉が薄くて、甘味が強いことが特徴です。栄養素としては、ビタミンC、U(キャベジン)が豊富で、カリウム、カルシウム、食物繊維をたくさん摂ることができます。栄養素が溶け出しやすいため、葉を煮込む場合は、そのスープも一緒に摂るとよいそうです。
 

富士浅蜊と春キャベツの稲庭うどん
レストラン膳

ふじあさりは鬼浅蜊の別名です。
 
関東では見かけることが少ないですが、産地は愛知県の三河です。いい出しが出て、身はあまり固くなく美味です。
 
浅蜊と昆布を茹でて、塩味の潮汁仕立てにします。貝が開いたら下茹でした春きゃべつを入れて完成です。