二十四節気
処暑(しょしょ)
七十二候
綿柎開 (わたのはなしべひらく)
8月23日頃から8月27日頃まで
24節気で、処暑になります。
暑さが峠を越えて後退し始めるころです。
綿の花が咲き始め、ヒグラシが盛んに鳴き、所によってはまだ暑さが残る季節ですが、夏の暑さも次第に和らぎ、穀物が最も大切な成長期を迎える時期と台風が発生し始める頃と重なることから、十分な注意喚起をしています。
綿柎開、わたのはなしべひらくと書きますが、柎(はなしべ)とは、花の萼(ガク)のことで、綿を包む萼が開き始めることをいいます。綿の花は、やわらかなクリーム色をしたハイビスカスのような花びらで、その花が終わって顔を出すのが、真っ白な「綿花(コットン)」です。暑い季節は汗を吸いとりスッキリと、これからの季節は温かい安らぎと、1日たりとも木綿に触れない生活はほぼありません。夏からそろそろ秋支度でしょうか。
【新生姜】
新生姜(しんしょうが)・・・植付けに使ったヒネショウガの上の部分にできた新しい根の部分で、老成生姜に比べ辛味が穏やかで、みずみずしさがあります。生姜の香りは、シオネールという食欲増進の働きを持つ成分で、疲労回復、夏ばて解消に役立ち、健胃・解毒・消炎作用があります。癌細胞の増殖を抑制する作用や発癌物質が引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する作用などもあると言われ癌の予防に大きな効果があります。飴色をした古生姜は、年中出回っていますが、新ショウガの出回る時期は、6~8月に限られます。現在は新生姜は夏のイメージが定着し、ハウス物が主に出回ります。
【明峰喜久盛 あまくち】
四段仕込みにもち米を使用しています。通常の三段仕込みに加えて、もち米を加える工程を増やし、もち米の上品な甘さと旨味を引き出す仕込み方法により、まろやかで芳醇旨口タイプのお酒に仕上がっています。
新生姜の炊き込みご飯
レストラン膳
新生姜の炊き込みご飯のレシピ
材料
米 3合
新生姜 100g
鶏挽き肉 100g
醤油 大さじ3
酒 大さじ2
塩 小さじ1/3
昆布 10cm角
1.米を洗って気持ち少なめの水と昆布を入れ浸しておきます。
2.生姜は洗って千切りにします。
3.調味料とひき肉、生姜を入れ炊きます。
4.盛り付けて完成です。