二十四節気

小寒(しょうかん)

七十二候

水泉動  (しみずあたたかをふくむ)

1月10日頃から1月14日頃まで

暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半でこの日から寒の入りとなり。小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を迎えます。冬至から半月ほど過ぎているため日の入りが遅くなっていますので、少しずつ昼が長くなったと感じられるようになります。
 
この候にいう「水泉」とは、湧きいでる泉のことをいいます。寒さの厳しい「小寒」ですが、季節は動いていて、地中では凍った泉が融けて動き始めているといわれています。空気は冷たく、地上のあらゆるものが凍りつき寒々しいけど、目に見えない大地の下では陽気が生じ、春に向けて少しずつ動き出しています。
 
【小松菜】
江戸時代、小松川(現在の江戸川区)産のアブラナが、将軍に気に入られ、献上する際、土地の名前を冠したとか。また、当時から江戸庶民には親しまれていたようです。ハウス物が多く出周り通年出荷されていますが、本来寒い冬に採れる野菜だったので冬菜、雪菜などとも呼ばれています。ビタミン類、ミネラルなどどれをとっても非常に栄養価が高い緑黄色野菜です。
 
【しぼりたて生酒】
丹念に仕込まれ発酵した醪(もろみ)を丁寧に搾り、槽口(ふなくち)から滴り落ちる新鮮な風味を、そのまま一度も加熱処理をせずに瓶詰めしました。この時期でしか味わえない華やかさの中にフレッシュな味わいに仕上がっています。
 

和風ジェノベーゼ(小松菜の稲庭うどん)
レストラン膳

和風ジェノベーゼ(小松菜の稲庭うどん)のレシピ
 
材料(4人分)
小松菜     1束    
稲庭うどん   80g      
a      
出汁      30cc                                                                   
出汁醤油    小さじ3                                                                   
黒酢      小さじ2                                                                   
胡麻ペースト  小さじ2
 
1.小松菜を下茹でします。
2.包丁でざく切りに切りaの調味料と一緒にミキサーでまわしペーストにします。
3.うどんを茹で冷水で冷やし小松菜のペーストと和え器に盛り完成。