二十四節気
小満(しょうまん)
七十二候
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
5月21日頃から5月25日頃まで
24節気で、小満になります。草も木も生い茂り、天地に満ちる季節。
蚕起食桑とは、「蚕が桑の葉をたくさん食べ、絹織物の原料となる糸をたくさん生み出す」という意味で、蚕の世話で忙しい時期を指しています。
草木が繁茂し、それを餌として動物たちが育っていく、自然の大きな流れが動き始めます。
海では、潮干狩りの季節。大きく育ったあさりが美味しい季節を迎えています。
【秀峰喜久盛大吟醸 吟風一閃】
酒米で有名な山田錦を40%以下まで磨き上げ、軟水の依田川伏流水で仕込みました。後味のよさが、魚介や野菜などの素材の味を生かしたお料理の繊細な味を引き立てます。
たっぷり旨みを含んだあさりを、吟風一閃で味わってください。
【あさり】
あさりは、昔から貧血によいといわれていますが、これはアサリが血液の赤血球を作る上で必要な鉄分や、生成に働くビタミンB12を多く含んでいるためです。
このビタミンB12は、細胞を正常な状態で生成したり、末梢神経を正常に機能させる働きもあり、眼精疲労や肩こりのといった「仕事等で疲れた」状況のとき、効果があります。また、肝機能を高めるタウリンのほか、鉄や亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいるので、滋養強壮にも効果的です。
あさり料理には、酒のあてとなる料理も多いので、吟風一閃でつまみの旨さを楽しみましょう。
あさりうどん
レストラン膳
あさりうどんのレシピ
あさり 240g
ゆでうどん 1玉
にら
醤油 大さじ1と1/2
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
1.あさりを海水濃度の食塩水に入れて暗所に2~3時間砂出してから、流水で汚れを取る。
2.鍋に450ccの水と昆布を入れ火を点け、沸騰直前に昆布を取り出し、かつお削り節を入れて沸騰させて火を止める。
3.かつお削り節が沈んだらキッチンペーパーなどで濾して、出汁をとる
4.鍋に出汁とあさりを入れ、ひと煮立ちしたら、温めたうどんと共に器にもる。