二十四節気
小雪(しょうせつ)
七十二候
朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)
11月27日頃から12月1日頃まで
雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだそうです。日毎に冷たい風が吹き、冬らしさがそこかしこに漂い、冬支度をはじめたい頃となります。そろそろ感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする時期でもあります。
朔風払葉はきたかぜこのはをはらうと読みます。北風は、冬に吹く北西方向からの季節風のことです。アジア大陸方向から吹いてきて、日本海を渡る際に多くの水分を持ち込み、本州の山地にぶつかる。そのため、日本海側では多くの雪を降らせ、山を越えた太平洋側では乾燥した風、からっ風となります。師走の頃、金色や紅色の落ち葉が舞い散る中、ふわふわカサコソの絨毯の上を歩きながら「枯れ、冷える」から「わび」、「さび」を感じるのも日本人の感性かもしれません。
【ほうれんそう】
ビタミンAや葉酸が豊富なことで知られています。ルテインというカロテノイドを多く含む。おひたし、胡麻和え、バター炒めなど様々な形で調理される。調理するとかさが3/4程度に減ります。ホウレンソウは緑黄色野菜の中では鉄分が多い方です。ただし葉酸は鉄分の吸収を促進するため、葉酸が鉄分と共に豊富なホウレンソウを食べれば、他の「鉄分は豊富だが葉酸がホウレンソウより豊富でない緑黄色野菜」を食べた場合よりも実際に摂取出来る鉄分が多くなるので、ホウレンソウを食べる事が効率のよい鉄分摂取に繋がり、ひいては貧血予防に繋がります。
【梁山泊】
お燗でもおいしく飲める吟醸酒です。洋ナシの様な香りと、円やかでしなやかな感触。
ベーコンとほうれん草のサラダ
レストラン膳
ベーコンとほうれん草のサラダのレシピ
材料(2人分)
ほうれん草 1束
ベーコン 適量
卵 2個
塩 少々
胡椒 少々
濃口醤油 小さじ2
バター 大さじ1
パルメザンチーズ 大さじ1.5
醲献(jo-con) 大さじ1
1.フライパンに少量の油を入れてベーコンを炒めていき、ベーコンがこんがり焼けたら油を拭き取る。
2.茹でたほうれん草を加えてチーズと一緒に炒め合わせ、塩コショウ、しょうゆをまわしかけ味を整えます。
3.器に移し、温泉卵をあしらって、jo-conをフランベして回しかけて完成です。