二十四節気

小雪(しょうせつ)

七十二候

虹蔵不見  (にじかくいれてみえず)

11月22日頃から11月26日頃まで

雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだそうです。日毎に冷たい風が吹き、冬らしさがそこかしこに漂い、冬支度をはじめたい頃となります。そろそろ感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする時期でもあります。
 
虹蔵不見はにじかくれてみえずと読み、日の光が弱まって虹が見えなくなる頃をいいます。
晩秋から冬にかけて、虹がかかることはあまりありません。季語に「冬の虹」があるように、雨上がりの暖かい日に、おもいがけず虹をみることがありますが、その虹は、夏の虹のようにはっきりと見えるものではなく、どこか弱々しく、じきに消えます。
 
【長芋】
栽培は比較的容易な品種であり、1年で収穫可能なことから別名で一年芋とも呼びます。長芋は日本での生鮮野菜輸出の主要品目に入り、レタス・大根・キャベツ・サツマイモ・長芋の5品目のうち、最も外国に輸出されている野菜でだそうです。長芋皮を剥いた根茎を乾燥させたものを山薬といい、生薬として利用される。日本薬局方にも収録されている生薬で、滋養強壮、止瀉、止渇作用があり、八味地黄丸(はちみじおうがん)、六味丸(ろくみがん)などの漢方方剤に使われる。また胃の保護にもなり整腸効果もあると考えられています。
 
【すずき】
スズキの旬と言えば、6月~8月で夏の白身魚の代表ですが、秋から初冬にかけて産卵のために海からやって来る腹太スズキも子持ちで脂が乗っていて美味しいとされています。
 
【瀧澤 純米酒】
濃醇の表現がピッタリな純米酒。厚みのあるどっしりとしたボディーは、米の旨みを十分に引き出した味わいは米の酒を実感。 
炭を使用しない「無濾過瓶詰め製法」のため、独特で個性的な香味の広がりある酒。月日が過ぎるごとに黄金色(旨味の色)が増し、深い味わいに変化していきます。舌触りはさらっとして、充実した味わいです。
 

スズキと長芋のステーキ
レストラン膳

スズキと長芋のステーキのレシピ
 
材料(2人分)
スズキ(切り身) 80g
長芋        6cm
 
塩                           少々
胡椒                       少々
濃口醤油  小さじ2
バター   大さじ1
 
パプリカ赤  少々
パセリ    少々
 
1.スズキに塩胡椒をし、フライパンにバターを溶かし中火でスズキを皮目から焼いていく。
2.皮目がこんがりと焼けたら裏返してさらに焼いていく。
3.フライパンの空いたスペースに長芋を入れ、バターを絡ませ焼きます。
4.醤油をたらして、盛り付けて完成です。