二十四節気

小暑(しょうしょ)

七十二候

蓮始開 (はすはじめてひらく)

7月12日頃から7月16日頃まで

24節気で、小暑になります。
小暑は、梅雨明けが近付き、暑さが本格的になる頃を指して言います。この頃から蝉が鳴き始め、本格的な夏となってきます。
なお、この時期に至っても梅雨入りしない場合は、気象庁等による「梅雨入り」の発表は特定できずとなります。
季節の挨拶等では、小暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。
また、小暑の終わりごろに夏の土用に入ります。
 
蓮始開とは、「はす はじめてひらく」という読み方で、蓮の花が咲き始めるという意味です。
蓮の花は仏教にも縁が深く、夜明けごろ咲き始め日が昇るとしぼんでしまうような花です。
泥の多い池で育ちますが、そうした泥に染まることなく、とても綺麗な花を咲かせます。夏の朝、早起きして見る価値の有る花です。
 
【ひや 生貯蔵原酒】
0℃にて冷蔵貯蔵し、出荷時に火入れした生貯蔵酒です。暑い日にはロックでお楽しみ頂ける夏限定酒。『ひや』は氷に負けない、香り高い本格原酒。口に含むとキリッと涼みが走り、さわやかでフルーティな味わいです。
 
【オクラ】
特有の歯ごたえとネバネバが特徴で、夏バテ対策にもよいとされる「オクラ」。断面の星型を生かして料理のトッピングとしても目を楽しませてくれます。
オクラの原産地はアフリカで、エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていたといわれています。日本へは、幕末ごろに伝わりましたが、食用として普及し始めたのは1960年ごろからです。
ハイビスカスの近縁で、淡い黄色にワインレッドの咽部をもつ花も鑑賞価値があります。オクラはサラダに炒め物に、スープに煮物に漬物に、超万能な夏野菜です。オクラはガクをむき取って表面を塩でこすり、塩がついたままをお湯に落とし2分かからずに茹で上がります。
 
【いんげん、パプリカ】
 
いんげんは安価で低脂肪、高蛋白の非常に優れた野菜で、日本だけでなく世界中で主食または主要な蛋白源として利用されています。 いんげんには、若いさやを食べる軟莢種(サヤインゲン)と、成熟した種子を食べる種実用種がある。成熟したいんげんは乾燥させて貯蔵し、煮豆や甘納豆、菓子用の餡など多彩に用いられています。
 
栄養的には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、モリブデン、カロテン、レチノール、ビタミンK、葉酸、ビオチン、ビタミンC等とても豊富な栄養素の他、血糖値を抑制する効果のあるポリフェノールも含まれています。
 
パプリカは、ナス科の多年草であるトウガラシ属トウガラシの栽培品種です。
日本では、肉厚で辛みが無く甘い品種を指していいます。
日本で流通するパプリカの多くは、赤色、黄色、橙色ですが、紫色、茶色などの品種もあり、多彩な色合いとなっています。
食材としてだけでなく、着色料としても使われています。
唐辛子の一種ではありますが辛味を持たず、果皮はやや硬いですが、果肉は豊富な果汁を含み肉厚で糖度が高いという特徴があります。
果実は、加熱調理するほか生でも食べることができます。
栄養的には、色合いにより含まれる栄養素に若干の違いがありますが、カリウム、リン、カロテン、レチノール、トコフェロール、ビタミンK、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンCと、無機質やビタミンを豊富に含んでいます。

夏野菜の煮浸し
レストラン膳

夏野菜の煮浸しのレシピ  
 
材料(2人前)
オクラ   4本
ズッキーニ    適量
とうもろこし   適量
パプリカ     半個
しめじ      適量  
出汁       100cc
塩        少量
出汁醤油     適量      
      
1.各野菜を下茹でする。
2.出汁をとり、味付けをし下茹でをした野菜を入れ軽く煮て粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。