二十四節気

大暑(たいしょ)

七十二候

桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)

7月22日頃から7月27日頃まで

24節気で、大暑になります。
大暑は、梅雨も明けて快晴が続き、気温がどんどん上がってくるころです
大暑の数日前から夏の土用が始まり、大暑の間じゅう続きます。
小暑から大暑にかけての季節の挨拶等では、小暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。
 
桐始結花とは、「きり はじめてはなをむすぶ」という読み方で、桐がこの時期に固い実を付けることを意味しています。
夏の土用の真っ只中、暑いこの時期を乗り切る食材として「うなぎ」が有名ですが、土用しじみ、土用卵、土用餅(あんころ餅)が滋養強壮で用いられていました。
クーラーを一度止めて暑さを感じながら、しっかり栄養の有る食材を食べて、暑さを乗り切りましょう。
 
【ひや 生貯蔵原酒】
長野県産米を利用して醸し、0℃にて冷蔵貯蔵し、出荷時に火入れした生貯蔵酒です。
暑い日にはロックでお楽しみ頂ける夏限定酒で、『ひや』は氷に負けない、香り高い本格原酒です。
口に含むとキリッと涼みが走り、さわやかでフルーティな味わいです。
4月中旬から11月上旬までの期間限定でご提供しています。
 
【トマト】
トマトはナス科トマト属の1年生果菜で、原産地アンデスの高地といわれています。16世紀になってジャガイモと共にヨーロッパに渡ったようです。
日本語では唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)、珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)などの異称もある。
トマトはビタミンCを多く含む。また、リコピンは1995年にがん予防の効果が指摘されて以来、注目を集めるようになりました。
トマトは夏の季語とされていますが、冷涼で強い日差しを好み高温多湿を嫌うトマトの性質からして夏は旬の時期とは言えず、春 - 初夏と秋 - 初冬のトマトが美味とされます。夏が旬とされた理由は、日本でトマトの栽培が始まった頃は露地物が中心で、春に種を播いて夏に収穫する作型が一般的であったためです。

冷やしトマト
レストラン膳

冷やしトマトのレシピ  
 
材料(2人前)
トマト(小)   2個
たまねぎ(みじん切り) 適量
酒   大さじ1
塩   少々
砂糖  大さじ1
      
1.トマトはヘタをくり抜き、熱湯につけて皮が少し破れたら、すぐに冷水に取って皮をむく。水気をきって4つほどのくし切りにする。
2.ラップにトマトを丸い形に整えてのせ、たまねぎ、酒、塩、砂糖をかけ、しっかり包んで冷凍庫に入れて冷たく冷やす。