二十四節気

大暑(たいしょ)

七十二候

大雨時行 (たいうときどきふる)

8月1日頃から8月6日頃まで

24節気で、大暑になります。
大暑は、梅雨も明けて快晴が続き、気温がどんどん上がってくるころです
大暑の数日前から夏の土用が始まり、大暑の間じゅう続きます。
小暑から大暑にかけての季節の挨拶等では、小暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。
 
大雨時行とは、「たいう ときどきにふる」という読み方で、発達した入道雲が夕立となって激しい雨を降らせ、雷を鳴らします。
太陽が照りつけ、ガンガン温度が上がると、大きな入道雲が発生し雷を伴う大雨が降ります。
でも、しばらく雨宿りすれば、また、強烈な太陽が戻ってきます。
夏の夕立は、打ち水のように、ひとごこちつく事ができる、涼しさをつれてきてくれます。
 
【明峰喜久盛三年熟成がんこもん】
長野県産米を原料米に59%まで磨きあげ、軟水の依田川伏流水を使用して仕込んだ明峰喜久盛の古酒です。辛口のお酒を三年熟成させた、超辛口のお酒に仕上がっています。
深い味わいの通好みの飲み口は、素材の味を大切に生かした料理に向きます。
今回は、わけぎを、秀峰喜久盛大吟醸の常温で味わってください。
 
 
【たこ】
たこは、頭足綱 — 鞘形亜綱 — 八腕形上目のタコ目に分類される動物の総称です。8本の足を持つ海洋棲の軟体動物で、主に岩礁や砂地で生活しています。
日本ではなじみが深いですが、ヨーロッパ等では「デビルフィッシュ」などと呼ばれ、食卓に上ることはありません。
たこは、加熱調理されることが多く、茹でると鮮紅色に変色します。
その名のとおり、たこ焼きや明石焼きの具として利用されているのが有名です。
料理では刺身、寿司、煮だこ、酢蛸、酢味噌あえ、おでんの具材等様々な食べ方をされています。
栄養的には、たんぱく質、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、レチノール、トコフェロール、ナイアシン、ビタミンB12、パントテン酸等を含んでいます。
低カロリーですが、特にタウリン、亜鉛を多く含んでおり、夏バテ予防のために食されています。
 

蛸の柔らか煮、新牛蒡,水茄子の盛り合わせ
レストラン膳

蛸の柔らか煮、新牛蒡,水茄子の盛り合わせのレシピ  
 
材料(2人前)
ゆでたこ   100g
出汁     200cc
砂糖     大さじ1
酒      大さじ2
醤油     大さじ1と1/2
みりん    大さじ1
新ごぼう   50g
水なす    1個
 
1.出汁に醤油、砂糖、酒を入れた煮汁を一煮立ちさせる。
2.水洗いして一口大に切った タコ を入れて、柔らかくなるまでコトコト煮る。
 
(途中煮汁が少なくなったら水を足して)
3.素揚げしたなすとごぼうを加えて煮汁を絡めて出来上がり。